疲れを訴えて外来を受診する子供がいるのだそうですが、その疲労要因として、家庭や学校での空気の読みすぎがあるのだそうです。
空気を読む、大切な能力ですが、度を越すと医者に通いたくなるほどとまでなってしまう。これを児童精神科医の古荘純一氏は、自己肯定感が低く自分を大切に思えないので空気を読んで人に合わせるのだと解説しています。
うん納得!と言いたいような、でも反論したいようなそんな古荘氏の見解なのですが、私自身の事でもそうですし我が家の子供達を見ていてもやはりそういうところもあるなと感じました。ただ、空気を読ませてしまう家庭や学校の環境というのも変えて行く必要は多いにあると思います。
自分ごとで考えてみると、社長という立場においても空気を読んでしまう場面が多々あって、こういう時って判断はブレブレ、気がつくと判断基準が他人軸なんてことがあります。こうなるとリーダーとしては問題ありますね。今一度自分はどうしたいのか、経営理念に照らして問いかける必要があります。