毎年12月17日は七日町観音堂の例祭、だるま祭り。本日(18日)はそのお片付けで観音堂にお邪魔してました。このだるま祭りはその昔、遊女達が運命を変えるべく観音様に願をかけたことが始まりとされています。
昨日はだるま祭りの名の通り、正月の縁起物であるダルマや招き猫、熊手などを売る出店が並んで多くの参拝客で賑わいました。不思議なのは、毎年この日は大荒れの天気なんですね。その事について地域の御隠居に伺ってみると「毎年大荒れの空模様なのは、遊女の涙や想いが吹き荒れているんだよ。」そう教えてくれました。このお祭り、コロナの時期も乗り越え、その歴史は江戸時代から続くということです。どんなに時代が変わっても幸せに暮らしたいという願いは一緒ですね。
昨日は本当に大荒れの庄内地方で、今日は朝から停電で夜間対応した話や、ゴミステーションが風で飛ばされて場所が変わったなどの連絡を多くいただきました。平地でも白くなり、いよいよ冬本番を迎えますね。
今シーズンは持病の重度の霜焼けに悩まされることもなく、幸せに暮らしている筆者です。暖冬なのか、はたまた観音様のご利益か、ありがたいことです。