「字を上手に書けるようになりたい」長年の憧れであるこの願いを叶えるべく、今年は1月からユーキャンのボールペン字の通信講座を受講しております。まだコンプリートという訳ではないのですが、五ヶ月が経過した現在の状況についてご報告します。
結論、字は上手になったように感じる。しかし劇的にではない。私はコツコツタイプな面倒くさがりというよく分からないパーソナリティーを持っております。そのため、コツコツやるんだけれど、やっている時間はとっても面倒だなとイライラしているのです。だから結構適当にお手本の文字をなぞっていました。ただ、このお手本を見ながらだと、まあまあ書ける。真似するのはそれなりにできるのです。しかし、お手本がなくなるとどうなるか、元の自分の文字に戻ってしまう。
これは問題だと思っていたら、よくある質問に私が今感じているようなお手本がなくなると途端に書けなくなる問題について解説されていました。要約すると、多くの人はそうなるので、丁寧に書いてね。ということでした。なかなかぶっちゃけたともすれば絶望感しかない解説なんですが、私はこの解説に救われました。「俺だけじゃなかった」と知ることができたから。
手本を離れると書けなくなるから、手本の文字と向き合ってイメージで焼き付けてそれを再現できるよう丁寧に書く。それを繰り返す内にきっと文字は上達して行くのでしょう。だから焦らない。一歩一歩やって行くしかないのです。
これはお片づけともとっても似ていますね。お片づけもモデルルームの様な部屋に一瞬でできる様な事を考える人も少なくないのですが、そんな事は難しいし、仮に誰かからやってもらっても、すぐまた元の状態に戻るでしょう。お片づけは一つひとつのモノと精神誠意向かい合って初めて得られる、近道の無いメソッドなんです。
片づけのプロとしてペン字講座を考えた時、片づけられずに悩んでいる方々と、私も同じなんだななんて感じることができました。だからペン字コツコツとそして丁寧に取り組んで行こうと思います。