地域に整理収納・お片づけの価値を発信して行こうという稀有な団体、庄内お片づけ部。その活動内容を示したリーフレットが完成しました。活動開始から1年3ヶ月が経過し、部員達の現在も大きく変化している事をこのリーフレットを作成しながら感じました。これを成長というのかもしれませんが、その人その人のペースで成長し、その人その人の未来が描けているのは素晴らしいとことと思います。
この部がなければ、同じ地域で活動していても、会うことも話すこともない6名。得意分野も、目指すところも違う6名が整理収納アドバイザーという共通理論・理念によって結ばれているのは、やはりこのメソッドの素晴らしさがあるからだでしょう。
先日、この整理収納アドバイザーメソッドの生みの親である、山田長司氏とお話する機会を頂きました。そこで、メソッドの根幹となる「領域図」が生み出された背景について教えて頂きました。山田氏は当時、メソッドの原案を心理研究家と共にブラッシュアップをしていました。その学者が、胸元から取り出した一本のペンを指して「これはペンですか?」と質問したのだそうです。その問いに山田氏は答えられなかったと言います。そのペンはペンなのですが、例えば、父親の肩身のペンなのかもしれない。そう考えるとペンはペンでは無くなる。そんな着眼がこの壮大なメソッドの根幹にあるのだと、山田氏は仰いました。