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鶴岡市のごみ焼却施設を見学して来ました。

鶴岡市のごみ焼却施設を見学して来ました。
 令和3年4月より運用を開始した鶴岡市の新ごみ焼却施設。これまでも何度か見学をさせていただきましたが、運用から一年経過後のデータなどを伺う機会がありましたので参加して参りました。
 旧焼却施設は平成元年に運用開始した施設でしたので、およそ30年分の技術革新があった訳です。当社でも10年ほど前までは焼却施設があったことから、専門的な知識が多少ありそんな事もあって焼却処理施設には関心があります。
 新型では多くのシステムがコンピュータ化されており、とても真新しいのですが基本方式はストーカー式焼却炉ということで、30年前のモデルと同タイプの焼却炉、この辺の進化はしていない点は逆に驚きでもあります。しかし大きな違いとして、燃焼ガスの冷却に旧型では水を使用していたものを新型では熱交換にて熱の力で発電を行うという機構がプラスされている点でしょう。
 データを示していただいたのですが、この発電によって施設内で使用していた年間約1億円の電力を自家消費し、その上余剰で発電される電力は年間2億円にのぼり、これを売却しているとのことでした。トータル3億円の経費削減になっていると考えると、素晴らしい成果なのではないかと感じます。
 その他処理量のデータを拝見させていただくと、一般市民が排出する生活系ごみが令和4年度27,500トンと計画どおりだったのに対し、事業活動に伴って排出される事業系ごみは11,270トンと計画より2,551トン少なく、ここにはコロナによる経済停滞の影響を感じずにはおられません。事業系ごみ20%減の事実、ごみで20%減ですから仕入れでどのぐらい減ったのだろうなどと考えるとコロナが与えたインパクトの大きさに衝撃を受けます。
 ともあれ、新ごみ焼却施設、ごみについて考える良い機会にもなります。平日はいつでも見学できますのでぜひ見ていただきたいと思いました。