ビーチクリーン、海の近くに住む私は子供の頃からの恒例行事となっています(昔は「浜清掃」なんて呼んでいましたが)。海洋プラスチックの問題が大きく取り上げられておりますが、参加してみると、砂浜にあるゴミのほとんどがプラスチックであることがわかります。
このプラスチック片を下を向いて一つひとつ拾いあげる作業、正直なんの楽しみもありません。そこで最近のビーチクリーンでは何らかのアクティビティーをプラスしたイベントが多く開催されるようになりました。今回私が参加したイベントでは、子供達とビーチクリーンをした後に、サンドアートをみんなで作るという催しで、完成後は潮風を浴びた体を温泉で流すという最高に気持ちのいい内容でした。
今こうして様々な人達が、工夫を凝らしてゴミをいかに楽しく集めるのかについて考えています。その一方で、どんどん増えるプラスチックゴミ。
面白いのが、お金は何にも言わなくても、黙ってみんな拾うんですね。だから拾ったごみ買取制度なんてのがあったら、みんな黙って拾うんじゃないかなんて考えてしまいます。
どんなに美しいロケーションも、捨てられたペットボトル一つで台無しになる。私ができることを微力でもやって行こうと感じた所です。