コロナ禍、妻と食事に行く機会は全くありませんでした。以前は居酒屋に行っていたりしていたと思うのですが、そんな記憶も遠い昔の物となり、そう言えば行っていないな〜とぼんやり感じ始め、先日久方ぶりに二人でお食事に行って参りました。
それでも特に予約をするでもなくぶらぶら出かけて行き一軒め居酒屋さん、大変混んでいる。しばらく外で並んでおりましたが、寒さに耐えかねて向かいにあるちょっと高級そうな焼肉屋さんへ。
以前は量を食べ飲まないとなんか決まりが悪いと感じていましたが、久々に行って見るとそうたくさん食べたり飲まなくても良い。量より質に趣向も変化しておりました。
私は、それなりに会合などで美味しいとされるお店に行く機会もあるのですが、妻は皆無。「こんな服買っても着て行く所も無いし」なんて言っていたのはこういう事だったのかと思い至りました。
妻と食事をしていてさすが女性と感じたのは、服装の事もそうですが、器について「これが素敵・こういう器を買おうかな」とか、味付けについて「どうやったらこんなに美味しく作れるのか」など男性との食事ではまず出ることのない会話に驚きでした。
その後、自宅でも似た様な器が揃えてあったり料理にひと工夫あったりなど、妻を食事に連れて行く効用を感じる事ができます。
食事とは、人生の中にONとOFFを上手に取り入れることができる身近なイベントなのだと気付かされました。