先日、【「リーダーシップの変化」をみんなで探求してみる】というワークを体験して参りました。これはリーダーシップの過去・現在・未来(これから)について考えてみることで、リーダーシップのあり方の変化について、探求してみようという試みです。
ワークではフレームを使って、全く立場の違う者が互いに意見を交わして行きます。このフレームワークがとても興味深かったのですが、参加された全ての方が今までと現在、そして未来におけるリーダー像が全く違うと感じていたのです。
その後、ファシリテーターより情報提供といった形で、これまでのリーダー像(リーダーシップ1.0・2.0)を示して頂いたのですが、1.0は指示統制型・2.0はカリスマ型という事で、ざっくり言えば【目標に対して人々を従わせる】トップダウン型なのでしょう。一方これから求められるリーダーシップはサーバント・リーダーシップ、共創型リーダーシップと言われ、これは【使命(或いはビジョン)を持った人間が、そのビジョンに個々のビジョンを集合させ、個々が活躍できるよう支援する】ボトムアップ型と私は感じました。
これらを踏まえて、私なりのこれからのリーダー像を描くと、ここに挙げられた全てのリーダー像が大切になるのではないかと考えています。危機的な事態に陥った時、やはりここ一番のトップダウンが必要ですし、多くの知見を集めて難局を乗り越える必要もある。この劇的一大変化の時に必要なのは、どちらかではなく、リーダーとしての使命(目的)の自覚と、覚悟持つこと、加えて成功体験や要らぬプライド・こだわりを手放してゆくことでは無いかと感じました。
「目的」「覚悟」「手放す」まさにお片付けにおける最重要マインドがリーダーに求められる時代となったのでは無いでしょうか。