桃の節句も終わり、雛人形も仕舞われたと言うご家庭も多いことでしょう。我が家の七段飾りも綺麗に収納され来年まで納戸に格納されます。お雛様方には悪いのですが、正直に言えばこの年に一度のイベントには保管にもかなりのスペースを要しますし、出し入れは大変な作業です。
フルスペックの雛人形をお持ちの方が多い地方においては、そんな理由でお雛様は仕舞いっぱなしと言うお宅も多い様です。そして、その事について持ち主は罪悪感を感じてらっしゃる。
高齢で手を付けられないが、代々受け継いできたもの、大切にしてきたものだからできれば飾ってあげたい。けどそれが叶わない。箱を見るたびにため息を吐く高齢者の寂しそうな背中を幾度となく目撃してきました。
では手放す事が正解なのか‥、私の提案としては、『飾るお手伝いを整理収納でアプローチする』です。整理収納の理論で言えば、雛人形のような年一回しか使用しない使用頻度の低いモノは押し入れの奥や、二階の空き部屋などに保管して使用する時に取り出すのがセオリー。
しかしこれが難しい場合には、ぼんぼり・金屏風・お殿様・お雛様のみ残して、後は御供養して手放す。そして一人でも取り出せる所に保管する。
モノは生かしてなんぼです。ため息をついているより、私は思い切った行動をおすすめしたい。その他雛人形をケース収納にリメイクしたりするサービスも他社サービスですがご提案可能です。お困りの際は、人形供養も行っているアンカーズまでご相談ください。