贈り物を選ぶ時間、贈り手にとってはとても幸せな時間なのかも知れません。しかし贈られた側とのマッチングというのは難しいテーマでもあります。気持ちをどう形に表して贈り物に込めるのか、そこにドラマがありますね。
落語の世界だと、アレコレ悩んだ末、新築祝いに”はばかり(トイレの甕)”を水瓶として贈ったり、とんでもない物を持って行ってしまうなんて言うやり取りが繰り広げられます。昔から贈り物には苦心していた様子が伺えますね。
そして、この時期であれば入学祝いについて何を贈ればよいかと悩まれる方もいらっしゃるでしょう。せっかくの贈り物、相手には喜んで欲しいですよね。そこで今日はもしかしたら避けた方がよいアイテムについてご紹介します。
それでは小学校部門○TVゲームなどのゲーム類 ファミコン世代の私にとってこれは良くありましたね。『おばあちゃんから買ってもらったゲーム機』子供は大喜びですが、勉強の妨げになるので親にとっては嬉しくない贈り物かもしれません。○文房具 これは学校によって指定されている場合もありますし、結構集まるので使いきれない事も多いようです。中・高校部門○腕時計 私は高校生の時に腕時計を祖母から頂いて大変嬉しかった思い出がありますが、現代ではあまり腕時計をする学生を見かけなくなりました。自分の価値観で選んでしまうと残念な結果になってしまう場合もありますのでご注意下さい。
それでは、贈られて嬉しかった物といえば、言わずとも「現金」ですね。これに勝る物無し。その他商品券・図書券でしょうか。ウチの場合で言うと、制服とか指定カバンのお下がりが最も嬉しかったアイテムです(贈り物とは違うかもしれませんが)。親達にとっては、制服を揃えるだけでもかなりの出費、やはり現金はありがたいですね。