11月21日アークベル酒田様主催の葬祭セミナーにて遺品整理講座の講師をさせて頂きました。会場はセレモニーホール庄内様、コロナ後久々の登壇です。「コロナによって世界は7年進んだ」と聞いたことがあります。価値観なのか、技術なのか、具体的にはリモートワークなどが挙げられると思いますが、その他にも様々あるのだと思います。葬儀も遺品整理もコロナによってその在り方・進め方が変化しております。
葬儀では一般焼香時に参列することが多くなりましたし、遺品整理においては、実家の整理など遠方の方とビデオ会議システム(Zoomなど)を使用しての打ち合わせも普通の事となりつつあります。
元来遺品整理は、モノを実際に所有していた方は亡くなっておられますので、お会いすることは無いのですが、ご親族ともリアルにお会いできないというのが、このコロナ以後の状況です。
それでも故人の大切にしていたモノ・コトに想いを馳せ、故人にとってご遺族にとって、ベストな形での遺品整理をお届けするというミッションには変わりはありません。遺品整理をしていると、故人の様々な一面に出会うことができます。人間っていうのは不思議で、可愛くて、尊い存在なのだ。そんな事を作業中に感じるのです。
いい遺品整理、もっと良く届けたい、それが出来るアンカーズでありたいと願う日々です。