私は毎月歯のクリーニングを行っています。ピッカピカのツルツルになるのでとっても気持ちがいいのですが、帰り際に決まって「歯間ブラシを使って磨いてくださいねー」と先生に言われていました。
毎日歯間ブラシで磨いている私にはちょっとガテンがいかない先生の言葉でしたが、先日理由が分かりました。
実は、歯間ブラシは使っていても、汚れを落とし切れていなかったのです。私が使用していた歯間ブラシ(写真上)は、どうせ使い捨てだし、十分使えているから問題は無いだろうと100円ショップで購入した商品でした。しかし、たまたま手にしたドラッグストアの歯間ブラシ(GUM:写真下)で磨いてみるとどうでしょう、奥まで磨きやすい、歯の間に引っかかることが少ない、気持ちいい、と三拍子揃う。同じような商品と高をくくっていましたが、並べてみると大きさやら、フロスのしなやかさやらがまるで違うのです。
どうやら、歯間ブラシは使っていたものの、100円ショップの商品は私の歯にはマッチしていなかったようです。つまりせっかく時間をかけて磨いていても、歯科医師から見れば磨いていないのと同じということだったのでしょう。
「暮らしの質を上げて行くっていうのは、こういうことなのだなぁ」とその時感じました。安いから、どうせ使い捨てだからとモノと付き合ってしまうと、極端に言えばそんな生き方に人生のグレードを下げてしまうのかもしれません。