今年も20日余り、年末の清掃を業者さんに委託するという企業も多いかと思います。ただ業者さんへの委託が難しいのが、ファイリング。個人情報保護法も改正ということですから、書類の管理・オフィスファイリングについても見直しが必要な時期なのかもしれません。
昨年、オフィスファイリングと言えばの、オフィスミカサ・長野ゆか氏よりこれについて学びました。普通、会社の代表がオフィスファイリングを学ぶ機会はあるのでしょうか。
体験した私が声を大にして言いたいのは、「経営者こそファイリングを学ぶべし!」です。これは効率とか見た目とかそんな目先の利について言っているのではありません。私の最大の収穫は、「会社は俺のモノじゃない!」という当たり前すぎることに気が付けたことでした。
ファイリングでは、自分の抱えている書類を全て取り出し、再編し分類して行きます。この作業を通じて、自分が抱えている仕事が形として見えてきます。
そうして行くと、自然と次期後継者に私は何を繋いでゆくのか、ゆかなければならないのか、ということに考えが及びました。オフィスファイリングの価値の一つとしてスムーズな引継ぎというものがあるのですが、経営者こそスムーズな引継ぎが求められる役職。その事に気づかされ、これまで自分のモノと考えていた会社を、公器として捉える事ができ、肩の力がいい感じに抜けたような気持になりました。【経営者が行うファイリング】ぜひトライして欲しいです。