最近ちょっと困っていることがあります。
それは「携帯電話から高齢者宅に電話をしても繋がらない」こと。
先日、私の携帯電話に「こちら山形県警捜査二課ですが…」と名乗る男性から電話がかかってきました。もちろん、次の言葉を聞く前に即切り。ドキッとしたのは事実ですが、詐欺電話に付き合うほど暇ではありません。
ただ一瞬、「捜査二課って『地面師たち』で辰さんがいた課だっけ?いや辰さんは警視庁の捜査二課か?」と、訳のわからない思考に迷い込んでしまいました。
それにしても、最近こうした正体不明の電話がやたら多いと聞きます。
だからでしょうか、本当に仕事で電話をしても出てもらえない。せめて留守電のメッセージから折り返していただければありがたいのですが、たいてい音信不通のまま。
結局どうするかというと、事務所の固定電話から掛け直すことになります。
携帯がダメなら固定から。これではまるで「間接フリーキック」。
相手から急ぎで!と指定されているのに、どうしてもワンクッション置かされる。
世の中の不安に備えるのは大事ですが、仕事の電話まで警戒されるのはちょっと切ない。
安心して電話ができる世の中、これからの課題かもしれませんね。