昨日は、山形市中央倫理法人会のモーニングセミナーで講話をさせていただきました。
テーマは「倫理法人会が楽しくなるには?」という、ちょっと素直で、ちょっと深い問いかけ。
実は私、倫理法人会に入って今年で20年になります。
この20年の間に、何度思ったかわかりません
「こんな会、なければどんなにか楽なのに」って。
朝は早いし、役は回ってくるし、忙しい時ほど予定がかぶる。
眠い目をこすって会場に向かう朝、
“なんで自分だけ…”と心の中でぼやいた日もありました。
でも、辞めずに続けてきたのは、
この会に「自分を育ててくれる何か」があったからです。
もしこの会に入っていなければ、
きっと出会っていなかった人たちがいます。
聞くことのなかった価値観があり、
行くこともなかった地域がありました。
そして何より、
ここにはロールモデルとなる素敵な人たちがたくさんいます。
ギラギラとした成功者ではなく、
人生の厚みを感じさせる、キラキラとした人たち。
そういう人たちに出会うたびに、
「自分も、あんなふうに、かっこよくなりたいな」って思うんです。
昨日の講話では、私自身が会を通じて変わってきたこと、
そして「楽しさは自分の関わり方で決まる」ということをお話しました。
特に共感をいただいたのが、
「やらされ感」から「やりたいこと」へ、という視点。
MS委員や朝礼リーダー、会報係など、
一見面倒に思える役割も、
自分なりに工夫して取り組めば、それはもう“自己成長の場”です。
そして、
「ただ知ってる人」より「語り合える仲間」ができること。
講話を聞いて終わるのではなく、自分ごととして動き出すこと。
学びを受け取るだけでなく、誰かに届けていくこと。
そういう積み重ねの中で、私はこの会に育てられてきたんだと思います。
倫理法人会は、単なる勉強会でも、名刺交換の場でもありません。
“人として耕される場所”。
“心がキラリと光る場所”。
そして、気づけば自分もその光の一部になっている
そんな会だと、私は思っています。
山形市中央倫理法人会の皆さま、
昨日は本当にあたたかく迎えていただき、ありがとうございました。