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565/1000 果実が実れば、街も人も動き出す 

565/1000 果実が実れば、街も人も動き出す 

「佐藤錦が、ちょっと厳しいらしいね」

そんな話が、近頃あちこちから聞こえてきます。


さくらんぼ王国・山形県。

全国の約75%を生産しているとも言われるだけに、

この時期の空気には、どこかそわそわとした緊張感が漂います。


春先の天候不順や、開花時期の低温が影響したとか。

紅秀峰はどうにか大丈夫そうとのことですが、

佐藤錦に関しては、収穫量も味も、例年通りというわけにはいかないようです。


そんななか、ニュースではさくらんぼの盗難事件も報じられていました。

高級フルーツゆえの被害。

実をならせるまでの手間や時間を思うと、やるせない気持ちになります。


もうひとつ印象的だったのは、代行運転の方の話。

「さくらんぼが不作だと、夜の街の賑わいも減るんですよ」

毎年この時期、観光や取引で来た人たちが夜の街に流れていく。

飲み屋さんにとっても、さくらんぼは“稼ぎどき”なんだそうです。


さくらんぼって、ほんとに“季節を回す果物”なんだな、と改めて思いました。


そんな中

「さくらんぼ狩り行きた〜い」と、娘がぽつり。


珍しいことです。

どちらかといえばインドア派の娘が、果物狩りに興味を示すなんて。

なんとなくうれしくなって、「じゃあ行こうか」と即答した自分がいました。


毎年あるはずの季節の景色が、当たり前じゃないと知った今年。

家族で味わう一粒は、きっと少しだけ、特別に感じられるかもしれません。