カッコウが涼しげに鳴いています。
初夏の鶴岡、空気が澄んでいて、外回りも気持ちのいい日でした。
月末ということで、今日は集金に。
件数は以前に比べて減ったものの、
馴染みのお客様と顔を合わせて言葉を交わせるのは、今となっては貴重な時間です。
飲食店に伺うことが多いのですが、
そこで耳にしたのは「最近、2次会に行く人が減ってね」という声。
その理由は、夜間の代行運転がつかまらないこと、
そしてタクシーの台数自体が減ってしまったことにあるそうです。
そういえば、ホテルから少し離れたエリアの店が静かで、
逆に近場のお店に人が集まっているという話もありました。
コロナが落ち着いても、街の風景は元に戻るわけじゃない。
代行、タクシー、そして人の流れ。
夜の鶴岡は、静かに、確かに変わっているようです。
それでも変わらず店を開けてくださる方がいて、
そこに灯る明かりが、どこか安心感をくれる。
小さな会話から、街の“今”を感じた一日でした。