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515/1000 父として思う、部活動の意味 

515/1000 父として思う、部活動の意味 

末の娘が中学三年生になり、部活動の集大成である総体まで、あと2ヶ月を切った。


正直、父親としては部活動というものに複雑な感情がある。自分が中学生だった頃は、部活なんて理不尽のかたまりだった。怒鳴られたり、意味のわからない上下関係に従ったり、それが“当たり前”の空気だった。それでもやめるとか文句を言うなんてことはなく、ただ我慢してやりすごしていた。


でも、大人になって、そして今、親として娘の姿を見ていると、ふと思う。あの我慢に、本当に意味はあったのか? 耐えることでしか得られないものって、そんなに大切なんだろうか?私自身の人生に役立っているか?

それは「本人のためだ」とよく言われるけれど、それって一体、誰の“ため”?


それでも娘は、続けている。不満を口にする日もある。納得いかないことをぽつりと話す日もある。でも、やめたいとは言わない。その姿を見ていると、ただ流されているわけでもなく、自分なりに考え、折り合いをつけながら向き合っているのが伝わってくる。


最近では、何かに対する反応の仕方が少し変わった。言葉にせずとも、「まあ、いろいろあるけど私はやるよ」とでも言いたげな顔をすることがある。きっと、自分なりのやり方で、この部活との関わり方を見つけているのだろう。


あと2ヶ月。結果がどうなるかは正直分からない。でも終わったあとに、娘が「やってよかった」と思えるかどうか――それだけが、今の自分には一番大事な気がしている。


つい口を出したくなるときもある。でも、最後まで自分のやり方でやり切ってほしい。その背中を、静かに見ていようと思う。