私たち整理収納アドバイザーはモノと人の関係をいい形にするのがお仕事です。それで、大きく分けると世界にはモノ人関係と人間関係の二つがあるよねっていう考え方をしています。
この関係に共通して言えるのは、対等であるっていうことだと私は考えています。それでモノでも人でもうまく行っていない関係っていうのは対等性を欠いている時だなって思うんです。人間関係で言ったら、必死にマウント取ろうとお互いがしてしまっているなんて時は本当にうまく行かない。「なんか腹たつ〜」とか「なんで分かってくれないんだろう」とかそんなことを互いに感じているように思うんですね。
こんな時に、人は対等なんだって思うと、思えるとすごくうまく行く可能性が出てくる。これまで目の上のたんこぶみたいに感じていたたんこぶがポロって取れるみたいに。
モノ人関係でも人間関係でもまず第一にそのモノ・その人とこれからどうなりたいのかっていうことを考える。しっかり向き合うってことをする。その上で、取捨選択をして行くのですが、そこには大前提として対等であるということの心の納得が必要だって思ってます。
モノのお片付けも人間関係においての心の整理も、大前提は「対等」そう思えるととっても楽なんだな〜。