子供達と親達、そして指導者達の総体が終わりました。県大会に出場できれば7月中旬までその活動は続くのですが、準優勝までという狭き門を通過することは叶わず、3年生にとっては2年と2ヶ月という活動の時間にピリオドが打たれました。
ど素人だった子供達もこの2年余りで一丁前に試合ができるようになり、勝ったり負けたり。私たち大人にとっては2年というのはまあそれなりで変化も少ないのですが、ぶかぶかの制服を着ていた子供たちがいつの間にか大人っぽく存在感を持った青年に変わっている。
昨日祝勝会があり、先生方やコーチなどともゆっくりとお話でき、子供達の知らない一面を垣間見れたり、やはり父母と指導者では見えているものがちょっと違っていてそれがまた面白く感じました。
このチームのテーマは「テニスで学ぶ」を掲げており、勝つことも大切ではありますが、人としてどうあるのかという事を最大の目的に掲げて来ました。
昨日はその総まとめとなった訳ですが、子供達なりにテニスで学ぶということの本当の意味をそれぞれに感じ取ってくれたと信じています。これから10年先20年先の人生の土台になるであろう、出会いと体験をこのテニスで学んだ、そんな奇跡のような体験は勝敗を凌駕するものでした。
そして私たちも親としてのあり方をテニスで学ばせて頂いたと思っています。子供達に指導者達にそして共にした父母達にありがとう。