中学生の息子と娘それぞれ運動部に所属しているのですが、いよいよ3年生にとっては最後の大会、地区総体が今度の土日に開催されます。そんな事もあって、わたくし父母の会会長を仰せつかる身としましては、意外とピリピリしています。
子供の部活ごときで右往左往する訳ないだろうと先週ぐらいまではたかをくくっていたのですが、いやはや一年生から本気で応援して参りましたので、その思い入れは凄まじいものがあります。
それで先週、大会前の最後の試合があったのですが、全敗という結果でした。暗雲立ち込める雰囲気、元気のない子供達。かける言葉も無く、いや〜参ったな〜という訳です。
それで、松岡修造氏と氏の師匠である行徳哲男さんの対談記事を読んだのですが、そこには真剣と深刻を混同するなと書いてありました。行徳氏は悲劇の主人公みたいに悲壮感が漂ってるのが真剣ではない、真剣に命懸けで修行した僧の身のこなしには軽さがある。と言い、「軽さ」に「あ」を付けると「明るさ」。明るい人間が一番真剣であると話しています。
実際、形勢不利となった修造氏の試合を観覧していた行徳氏の満面の笑顔によって、その形勢を脱し勝利することができたと修造氏も語り、この明るさの力について示していました。
もう子供達に言うことは何もなく、父母の皆さんへこの話を示して「明るく送り出してやろう!」と声をかけたところです。さあ、大会までの数日、筋書き無しの超リアルストーリーにどんな結末が訪れるのか、あ〜楽しみ〜!。