自慢話をされると、なんかウザイって感じてドキドキします。そして「あ〜俺はなんて心が狭いんだ〜」と自分を責めてしまったりするのですが、こういったマウンティングとおぼしき行為を無効にできるすごくいい言葉があるんです。
それは「だがらなんだなや」です。これは庄内弁なので、標準語変換だとどうでしょうか「だからなんなの?」が近いでしょうか。
誰かの自慢話が面白くないというのは、極論喧嘩を売られている感覚を私は感じますが、つまりは自分と他者を比べるという思考が原因しているように思います。
そんな時、相手と自分の幸せを願いつつ愛情たっぷりに「だがらなんだなや」と心の中で唱えてみると、それらのマウンティングが無効化されて行きます。
人間が生きて行く上で一番大切なのは、自分を信頼できることと、相手を信頼できることだと私は考えています。マウンティングなどによってこのバランスが崩れる時、僻みやっかみがどっと生まれてしまう。しかし、この感情を殺そうとかして無理に掻き消すのは難しい。
だから、ポジティブにこの「だがらなんだなや」を自分にも他者にも与えてあげる。そうすると、なんだかバカバカしくなって状況を客観視できる。一個上の階層にジャンプできる。そっからが人間関係。そっからが人を色眼鏡で見ない世界なんだって私は考えています。
加えて言えば、このバランスが崩れている時、何の為にっていう自分の北極星を見失っている場合が多い。自分の北極星をしっかりと見つめて、I'm OK Your OKのポジションに戻してあげる。
みんな可愛い存在なんだよな〜俺もみんなも。