昨日から明日までの予定で空き家整理の現場に出ています。現場に出ると最近サロンで手入れをしている爪なんかは真っ黒になるほど汚れるんですが、なんかアドレナリン?が出て声も大きくなるし、現場のスタッフとも色んな話ができてとっても元気になります。
今回お世話になっているのは、アンカーズを立ち上げて間もない仕事が全然入らなかった頃、こちらの家の方から施設に入所するという近所のおばあさんを紹介していただいたのですが、その方が住んでいた空き家です。
10年近く前、元気だったこちらの方もその後亡くなり、そして空き家となっていたのですが、今回買い手がついた事をきっかけに整理をしたいというご遺族からの依頼でした。
立ち上げ時に紹介していただいたこともあって、とっても印象に残っている紹介者なのですが、まさかその方の空き家整理も行うとは夢にも思っていませんでした。これもご縁と思い精一杯お仕事させて頂きます。
現場で何が面白いと言えば、チームで作業をしているので、みるみるモノが片付いて、この家が建った頃のガランとした空間に戻って行くという歴史の逆回しを見れることです。
そのガランとした空間に戻った時、窓を全開にして外の空気を入れてやると、家が深呼吸するような感じがするんです。モノでいっぱいになってなんか(言い方が悪いですが)病人みたいになってしまった家が、元の元気な姿に戻って深呼吸する。その瞬間がこの仕事をやっていて一番気持ちがいい。(いい家って生活していても家が深呼吸できるといいんだと思う。)
ということで、そのゴールに向かって今日もお仕事頑張ります!