その人にとって、感銘を受けた本とか話とかってたっくさんあると思います。けど、何にどう感動したかっていうのは、 意外と忘れがち。
講演家 中村文昭氏の語る「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!」。これまで100回以上は聴いたと思うのですが、この度5年ぶりに氏の講演CDを聴いてみると、いや〜忘れてた〜。
今やこの話はコミックにもなっているし、何度何度も聴いてきたので今更と思っていましたが、改めて聴いてみたら涙が出ました。平成30年の12月19日三川町に中村さんがいらして講演なさったものの録音なんですが、この中村さんを20年前に紹介してくれた師匠の秋山さんがこの二日後に亡くなったんです。
師匠は中村さんのお話が気に入って、彼の講演CDを無許可で何千枚もコピーして世の中にばら撒いていた人です。会えるのを楽しみにしていたと思うのですが、それは叶わなかった。だから私にとっては師匠の言葉も中村氏の言葉も一緒なんです。
聴いてみると、なぜこの話が幅広い人の心を打つのか、ハッとさせられるのかわかりました。このお話は人生のチェックシートになっている。そう思ったんです。
氏の話の中で何度も出てくる「なんのために」。日々どうありたいかとかノートに書いてるのに、「なんのために」って聞かれるとすぐ出てこなかった。
そして中村氏は変わらすずっと「なんのために」をぶら下げて歩いてきたのがわかる。だからキラッキラしてる。それに気がついたら、俺も負けへんで〜ってなる。このお話は人生のチェックシートになっている。「自分見失ってないか〜」節目節目で聴くべしって師匠が言っている気がしました。
(どうしても聞きたいぞという方は、hideki@kankyokanri.co.jpこちらまでメールをください、なんらかの形で送ります。)