先日環境系ビジネスをされている方のお話を伺う機会がありました。そこで教えていただいた言葉に「生物多様性」があります。この言葉まあよく耳にしてきたワードなのですが、これからの環境ビジネスを語る上で、というか全てのビジネスを語る上でのとっても大切なワードになるようです。
気になって専門の雑誌からこの言葉について調べてみました。Q.どうして生物多様性にみんなで(ビジネス全体で)取り組まなければならないのか。A1.生物多様性の豊かさはここ50年で69%損失し、世界的な規模で気候変動と生物多様性への同時対応が求められているから。A2.イギリスでは、森林破壊のもとに作られた製品・商品は法律により販売することができない。A3.生物多様性への対応におけるダイべストメント(投資している金融資産を引き揚げること)がすでに始まっている。
つまり、前提として環境を守らないと経済損失が凄いよねというのがあって、その上で、生物多様性にリスクのある製品・商品・投資先にはお金が集まらない!ということを包括して「生物多様性」という言葉があるのだと、私は解釈しました。
もはや一流企業だけの問題・取り組みではなく、社会全体で環境を守って行くそんな社会、すごく素敵な世界があるのだと思うし、そこへのモチベーションはやっぱり「お金」もうかりまっせ〜が一番大きい様です。
「生物多様性」しっかりとチェックして参りましょう! 季刊環境ビジネス2023年冬号より一部引用