なんとなく不安・モヤモヤする・イライラする・何か忘れていないか等々、20代30代にはそんなことはあまりなかった様に感じるのですが、40代も後半戦に突入した私にとってそんな事を日々感じております。
だからこそ、モノの整理っていうのはとっても大切になってきます。あるべきところにいつもある。あるべきところにいつも戻せる。そしてライフスタイル・ライフステージの変化に合わせてさっとアップデートできる。これって簡単ではないのですが、上手くいっていればとっても楽しくて素敵な人生を過ごせるのではないでしょうか。そんな素敵な人生を過ごすためにはちょっとした視点が必要になるなと思っています。
それは気持ちの整理なんですが、モノであれば形があることが多いので、手で持ったり、手放したり、磨いたりということが物理的に行えます。しかし心の中の事、形のない気持ちを整理して行くことは難しい。
その為に座禅するとか瞑想とか、運動とかやけ食いとかまあ人それぞれなのですが、モノのお片付けのプロとしては、これもやはりモノと同じで一度その心の中にあるモノを全て出すという事をしてみます。つまりモノのお片付けでいう所の「全出し」ですね。
具体的には、ノートに書き出して行くことで、心の中に今あるモノを全て出して行きます。つまり不安やモヤモヤ・イライラなんかをノートに書き出して行くのです。こうすることで、目で見ることができ、そのことに対してでは今できることは何かと思考を進めて行けるのです。
私は定期的にそうやってノートに書き出して、色々な事を解決できるようになりました。昔、断捨離の先生から教えられました、「鳥の目・虫の目を持ってモノと向き合いなさい」と、モノのお片付けも気持ちのお片付けも具体的に表して、俯瞰(鳥の目)したり細分化(虫の目)したりしながら進めると良い結果を得られるという意味で先生は仰ったのだと思います。
見えない気持ちを書き出して、見える様にして、鳥の目虫の目を持って良い方向に走り出して行きましょう。