我が家では、映画などの配信サービスであるネットフリックスの契約をしています。契約当時はこんな無駄なことをしてなどとアンチな気持ちが強かったのですが、今やなくてはならないというような状態になっております。
妻はラブイズブラインドJapanがお気に入りでしたね。妻の話では、男女がお互いの姿を見ることなく、スクリーン越しに会話だけを重ねプロポーズをするという内容なんだそうです。そして婚約をするのだそうですが、そこからが面白くて。その男女がハネムーンさながらの楽しいばかりの旅に出、その後現実生活において同棲生活をするのだそうです。
そうするといろんな所が見えて来る。見えないという特殊な環境で出会って、今度は見え過ぎる状況で価値観の違いをまざまざと見せられる。髪の毛が落ちているとか料理はどちらが作るとか、そんな現実が二人を襲う。
「誤解して結婚。理解して離婚」などという名言もありますが、Love is Blindまさに相手が見えなくなるのが恋愛なのですからその心の変化を覗けるというこちらの番組はなかなか意地悪というかシュールというか、観る人にとってはたまらない蜜の味なのでしょう。
私はちょっとこの手は苦手で、現在ハマっているのはやはり「サンクチュアリ・聖域」ですね。こちら角界を舞台にした超リアルな人間ドラマ。きっとこれまでのTVなどでは描けなかったリアルがここにあるのだろうと思います。
役者たちは1年かけて特別なトレーニングを積み、力士としての役作りをしたそうで、それはそれはさながらの力士が暴れ回ります。初回から主人公である力士猿桜の魅力にどんどん引き込まれ、気がつけば強くなってほしい!と応援している。相撲界という閉鎖された世界を汚く・醜く・カッコよく・爽快に描いたこちらの作品。1500年の歴史の中で横綱はたった72人という狂ったデータが示す魅力的な世界。
ということで、ネットフリックスが凄すぎて憎い。