桜もチラホラ咲いてきたこちら山形です。不思議というか必然というか、暖かくなると冬眠から生き物が目醒めるように、ごみ・不要品が沢山持込・収集され、ありがたいことですが連日多くのお客様で賑わっております。
また、これも不思議というか必然というか、全く同じ製品がゴミとして回収・持ち込まれるという事を多く経験して来ました。想像するに、同時期に製造された商品が同時期に壊れ、似た価値観を持つ使用者によって同時期に捨てられる。ということなのだと思いますが、やはり偶然にしては不思議。
本日は更にその偶然捨てられるアイテムが、ワインセラー(ワイン庫)という大変レアなものでした。ワインセラーとは機能的にはワインを一定の温度で貯蔵するもので、端的に言えば冷蔵庫ですね。ですから、多くの場合はリサイクル家電に分類されます。
リサイクル家電とはテレビ(ブラウン管・液晶・プラズマ)・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・エアコンが対象となり、リサイクルが義務化されております。でワインセラーは冷蔵庫の分類となり、金額的には税込6,553円〜となっております。意外と値段の張る商品だと思います。リサイクル家電の中でも冷蔵庫は冷媒などの回収も必要となるので、リサイクル料金は高めです(因みにテレビはブラウン管15インチ以下で2,123円〜)。
冷蔵庫は24時間365日稼働しておりますので、電気代もかさみます。電気代高騰の折、そういった意味でも小さなワインセラーはコスパが悪いとの判断が下った結果処分の選択に至ったのかもしれませんね。
ワインセラーもちろん収集・お持ち込み可能ですのでライフスタイルの変化、外部環境の変化に合わせて、リユースや処分という事もとても大切なことと感じました。