「鳳凰を追う」これは何かというと、日本語の発音の難しさを示した文章です。というのも、これを表記すると「hooooooo」となるんですね。母音がずっと続く文章、これを日本人は声の抑揚によって表現しています。
だから難しい、だから声の出し方が大切なんです。今日はそんな発声の大切さをボイスデザイナーの 栗本 薫先生より学びました。先生から学んだ事①姿勢を大切にせよ。頭に酸素がスムーズに行くように、簡単なストレッチとマッサージを教わりました。②誰に話すかで声のトーン・スピードをコントロールせよ。子供は高く速く・お年寄りは低くゆっくり時には口元を見せてボディータッチして。③滑舌トレーニングは歯をくっつけて、舌をとにかく動かす。④顔全部を口にして話せ。仁王様の顔が最も声が飛んでゆく顔と心得よ。⑤振り仮名通りに読め。自分の好きなプロを見つけて真似る。⑥言葉の頭につける発音ブースターで見違えるスピーカーへ。⑦一音1cmの発声を心がけよ。⑧多くを伝えるなら、言いたいことを絞れ。
という様な事を実習を交えながら、学ことができました。昨今の声優ブーム然り、声というのはとても重要視されている要素であり、声・発声によって相手の自分に対する印象は大きく変わります。生まれつき上手という人もいらっしゃるかもしれませんが、これは学んでトレーニングしてゆく事で習得できる、より魅力的な講座をお届けしてゆくためのステップアップになると感じました。
いくら素晴らしいコンテンツでも、伝わらない、聞き難いものであったらもったいない。私もこれを実践して伝わる講話者として成長して参ります。