将棋棋士十九世名人羽生善治氏は「苦しみ抜いた経験や、もがき続けた体験があればこそ直感はもたらされる」と述べています。つまり天才と言われる人たちにとっても、その直感からもたらされる決断は研究を積み、練磨に励んだ賜物なのだと言えるでしょう。
今回はその直感を正く働かせるためのポイントを3つ教わる機会がありましたので、ご紹介したいと思います。①小さなことを大切にする。例えば「起床時にグズグズしていたりせず、サッと起きる。」そういった小さなことの積み重ねを意識して大切に取り組むこと。②利他の視点を重視する。自分の利益だけに重点を置かず、利害得失に拘らない。相手を尊重する気持ちを重視すること。③決断に対し、自分のとるべき責任をまずはっきりさせる。責任をどう取るのか、欲望に囚われず小さな利益に執着せず覚悟ができた時、良い決断が導き出される。
日々様々な決断をしておりますが、できれば良い結果に結びつく決断をしたいものです。そこに至には、日々の研究・練磨が必要、そのためのこれら3つのポイントを生かして行きたいものです。
モノの整理というのも①に近い様に感じますので、玄関先で靴を揃える・カバンを定位置に戻すなどの小さな実践、私は続けてゆこうと感じました。