収納に関して言えば、クローゼットなどの扉がある見えない収納は8割収納。見える所にある棚などの収納は5割、飾り棚など見せる収納は1割と言われています。
見えない所だからといってギュウギュウに10割あるいは12割も押し込んでいる収納も多く見かけますが、こうなった時の問題として、①取り出し難い②しまい難い③着たい服がすぐ見つからない④衣類が傷む この様なマイナスな点が挙げられるでしょう。
①取り出し難くても着たいアイテムであれば、なんとしても取り出すはずです。しかししまう時はいかがでしょうか。きっとしまうのが大変で億劫になり、出した場所に戻すのではなく、その辺にポーンと置いてしまうのでは無いでしょうか。このポーンが怖いのです。このポーンが続いて行くと、ゆくゆくはクローゼットを覆い尽くし、クローゼットまで到達することが困難な状態にまでなってしまいます。
こうなるとクローゼットの中は何が入っていたのか分からなくなり、よく着るアイテムはソファーの上などに置かれ出し、洗濯⇨干す⇨ポーンとソファーを繰り返すこととなり収納という概念が無くなって行きます。これはもうゴミ屋敷の世界ですね。
こうならない為にも、クローゼットは8割収納にして頂きたいのです。8割だと取り出し易くしまい易い、そして探し易く、衣服も痛み難い。更にはおしゃれを楽しめる。そうなんです。最大の目的って、おしゃれを楽しむ素敵な私でいる事ではないでしょうか。
だから8割がいいんですね。