今朝は山形県庄内中央倫理法人会様にて講話させて頂きました。庄内中央さんは私の住む鶴岡市のお隣、庄内町にあります。庄内町は旧余目町と旧立川町が合併(2005年)して誕生した町で庄内平野の中央に位置します。この町は風の町としても知られ古くから風力を利用した事業が展開されており、現在では日本各地で見かけるようになった大型風力発電設備を、全国に先駆けて平成5年より運用させております(NHKプロジェクトXでも「突風平野 風車よ闘え!」と取り上げられました。)。
そんな風の町にてお話させて頂くのは2年振りぐらいでしょうか。倫理法人会は全国津々浦々におよそ800の会があり、その各会で毎週1回経営者モーニングセミナーという勉強会を開催しています。
当社は平成17年より入会し、私は27歳からこの会で鍛えられて参りました。初めて講話者となったのは28歳ぐらいの時でしょうか、先輩から「下手くそな話を聞くのも勉強だから」(それはどうゆう意味ですか?)とご指名を頂き登壇したことを覚えています。それから18年、50回以上は講話の機会を頂いて来たと思います。
初めの頃は何かを伝えようという気持ちだったと思います。しかし現在では、「自分を磨いて頂こう」この気持ち一点で登壇しております。これは、講話中に気が付く事が多くあり、講話が終わった後にも参加者が私に感想やアドバイスをくれ、講話者が一番磨かれるのだと知ったからです。
人前で話せるということの本質は、その人が偉いからでも凄いからでも賢いからでもないと私は思っています。あるのはその人が機会を得たから。機会を得た人だから話せるのだと感じます。そういった意味でも今日またお話させて頂き、たくさんのモノを得ることができ感謝でいっぱいです。