この秋、昨年お片付けのお手伝いをさせて頂い方が何名か旅立たれて行きました。きっとその方達にとっても、お別れがこれほど早く訪れるとは考えもしなかったのかもしれません。
昨日、お片付けをきっかけに友達のように接してくれた先輩が旅立ちました。私は、真っ赤なクラシックカーに乗っているのでポルコさんと慕っていた方です。
ポルコさんからは、ハットの被り方、オープンカーの乗り方、旅の楽しみ方、そんな事などをたくさん教えて頂き、また彼の夢であったゲストハウスの計画を聞かせてもらったり、この庄内のどんなロケーションが好きで、どこにゲストハウスがあったら素敵か、そんな事を随分話しました。
病気と戦いながら、それでも旅の夢を最後まで追い続けたポルコさん。友人が旅立つのは本当に悲しい事ですが、ポルコさんの生き様から多くの訓えを頂くことが出来ました。
先輩等は何も言わず旅立ってしまいます。しかし、あの笑顔で、あの声で温かく語りかけてくれるのです。彼等・彼女等の想いはずっと私の中にあるでしょう。最期の片付けに携われたことに心より感謝致します。
どうか安らかに。いずれまた。