信頼できる廃棄物処理許認可と実績
お片付け・ゴミ処理・買取 一括受付
鶴岡市・酒田市で家財整理・遺品整理・特殊清掃をお届けするお片付けのプロ集団 アンカーズ

電話受付:8:00〜17:00 定休日: 日・祝

  1. 毎日ブログ
  2. 植物の再生とゴミ屋敷の再生は似ている
 

植物の再生とゴミ屋敷の再生は似ている

植物の再生とゴミ屋敷の再生は似ている
 最近興味を持っているのが、植物を育てるということです。きっかけは会社に飾っていた頂き物の観葉植物の元気がなくなり、葉も枯れ、これは何とか再生しなければと取り組んだ事によります。水が欲しいのか、栄養が欲しいのか、日光が欲しいのか、植物は喋らないのでこちらからアプローチをするしか無い。
 どうやったら良いのだろうとあれこれ考えましたが、一番得意とするお片づけの手法(ゴミ屋敷・セルフネグレクトの現場再生をイメージして)でやってみることにしました。
 ということでステップ①不必要なモノを取り除く。鉢を見ると土の上に、肥料が多量に撒かれ白くカビが生えています。まずそれは不必要と判断し、除去。そして、枯れた葉は、全て剪定しました。
 多くの葉が剪定され、丸裸の姿になり、大丈夫かな?と心配にはなりましたが、枯れた原因を素人なりに考えると、肥料・水の与え過ぎだったのでは無いかと感じ、とにかく削ぎ落とすに徹しました。
 ステップ②窓を開ける ゴミ屋敷と言われるお宅では、窓を開けることが出来ません。モノが多すぎるから窓までたどり着けないのです。現場では物を取り除いた後、窓を明け風を通します。この時、そのお宅なりお部屋がゆっくりしたような、深呼吸するようなそんな瞬間が訪れます。そこで、植物に深呼吸してもらおうと、土の表面を根が出るまで取り除いてあげました。その上で陽が適度に当たり、風通しの良い屋外へ半月置きました。
 ステップ③掃除 お片づけの現場で最後に行うのは掃除です。照明器具の傘に溜まった、綿の様な埃、窓枠にびっしり生えたカビ、それらを取り除いて行きます。植物に対しては、土を洗浄することにしました。鉢の底を見ると、肥料のやり過ぎなのか白いチョークの粉の様な物がびっしりこびりついています。これを擦り落とし、土を洗う様に水を掛け流しました。
 そしてひと月、思いっきり深呼吸した植物は、新しい葉を出し、元気に会社のロビーに帰って来ることが出来たのでした。めでたしめでたし。
 植物を育てるのは楽しい。