子供の頃から、ビーチクリーンをやって来ました。私はゴミ屋の息子だから、ゴミ拾いは自分の仕事とばかりにやって来ました。捨てているのは一部の大人で、それを子供達が一所懸命に拾う構図は今も続いています。
道端のゴミって危険だし、人間の嫌な面・弱い面が凝縮されている様に感じます。子供達にそれを拾わせたくない。そう感じます。砂浜にバーベキューセットをそのまま置いて行かないで。オムツを道端に投げたりしないで。信号待ちで灰皿いっぱいの吸い殻を捨てて行かないで。地方では車からゴミを投げ捨てるという行為が圧倒的に多く、常習化している箇所もある。
お金が落ちてたら、何んにも言わずに拾うのに、ゴミは知らんぷり。子供達にそれを拾わせちゃーいかん。
レジ袋が有料化され、これまでレジ袋の持ち手をぎゅっと縛って捨てられていたゴミ達にどの様な変化が現れるのか。それを観察して来ましたが、何も変わりません。やっぱりレジ袋に入れてポイッ。いくら観光資源を整備しても、道端のゴミ一つでその努力は台無しになってしまう。
ゴミを捨てた大人も、かつてはゴミを懸命に拾う少年だったのかもしれませんね。大人が競ってゴミを拾う社会になったらいいなーと願う今日この頃です。