山形県の新型コロナ警戒レベルが、2から3へ引き上げられました。レベル3は感染の広がりが懸念される状態であり、レベル2の【注意】に対し【警戒】にあたります。これを受けて会社としての対応も変化して参ります。しかし、緊急事態宣言が出された今年春とは、対応力が違います。これは、経済産業省より【事業継続力強化計画】の認定を頂いた事によります。
【事業継続力強化計画】とは、自然災害等に対し、中小企業がそのリスクを認識し、事前対策を施し、初動対応を明確化するための計画であり、これを経済産業大臣が認定するものです。事業継続計画(BCP:ビジネス コンティニュティ プラン)の前段にあたるような位置づけであり、作成難易度の低いものですが、弊社にとってはとても有用に機能させて行くことができると期待しています。
この計画の中で、アプリを使った安否確認サービスを利用する事にしました。これまでは、携帯電話に連絡網を使って電話を繋いでおりました。しかし繋がるまで次のステップに進めないなど、手間と時間がかかります。その点アプリは便利、他にも作業チームごとの掲示板やカレンダーを作成して情報共有や進捗管理もできる。仕事の上でも大いに役立ってくれそうです。
コロナや災害がなかったら、このような計画の策定やアプリの活用はずっと後になっていたのかもしれません。世の中、無駄なモノは無いということなんですね。