先日20年間お世話になったトラックが、アンカーズを卒業して行きました(写真)。H12年2月15日入社、走行距離は294328kmに及びました。クレーン付きのトラックは主に建築現場のゴミコンテナ設置回収で使用していました。意外かもしれませんが、このクレーン付きトラック、お片付けの現場でも活躍しています。
主には、大型の家財を運び出すときに使用されるのですが、まあこれが大変な作業です。今回はクレーンを使って室内から排出したという収集困難物をご紹介しましょう。
第3位 金庫 これは事務所で使用していた物を頂いたという事で、中型冷蔵庫ぐらいの大きさ。それが、ま〜重いのなんの、加えて暗証番号が分からず扉が開きません。カギ開けのプロに依頼したものの、業務用の特注品という事でお手上げ。最後にはアンカーズがガスで扉を焼き切り漸く解除。そして注目の中身は…、古い写真数枚!皆でズッコケてしまいました。(後日鍵屋さんから請求書が来たというおまけ付き。)
第2位 設計事務所で使っていたA2対応プロ用コピー機。こちらは一般家庭2階のお部屋で使用しており、その後隣地に建てられた住宅に阻まれ、搬出はギリギリのスペース。室内で限界までバラバラに解体した後、クレーンで排出しましたが、冷や汗ものでした。
第1位 小学校で使っていた戦前に作られたグランドピアノ。なんでそんな物がリビングに?という驚きが隠せませんでしたが、縁側に排出するためのステージを制作し、やっとの思いで吊り上げました。
お気づきですよね。全て業務用かつ頂き物。もったいない、まだ使える、高かったといっても、そういった物は一度入れてしまうと、手に負えなくなることがあります。やはりプロ仕様にはプロ仕様たる所以がありますので、招き入れる際は慎重に検討してくださいね。