アンカーズでは神職を招き、人形等ご依頼品のご供養を定期的に行っております。昨日がちょうどその日、荘内神社様よりお越し頂きました。供養のご依頼で多いのが、お札・神棚・お守り・人形(ひな人形も多いです。)ですね。最近では大きな遺影を供える鴨居が無いなどの住宅事情もあり、小さい遺影のみを遺して、処分されるという方も多くなっております。【ご供養だけでご依頼の場合は重量にもよりますが、ミカン箱程度・お持ち込みで3,000円でお受けしております。】
神職をお招きする様になって、10年ほどになると思います。それ以前は、何も考えずお札などもそのまま焼却しておりました。それが供養するようになったのは、アンカーズに、神主の資格を持った者が入社してきた事によります。
その者と空き家整理の現場に入った時、神棚を整理するタイミングで、彼は手袋を外して、神棚に恭しく向き、柏手を打ってお札を神棚から取り外したのです。
この姿に遭遇した私は、何かすがすがしい感動を覚え、彼からお札の意味や取扱について詳しく教えてもらい、供養をする事の大切さを学びました。
目鼻のついたモノや、迷信にかかわるモノは中々手放し憎いですよね。供養するのも良い事、気持ちの整理につながる事と思います。けれども、一番大切にしたいのは、モノ達に対する敬意・感謝なのだろうと感じます。
ぜひ、そんな心を持って整理を進めて行きたいですね。きっと良い結果が訪れるのではないかと思います。