2020年2月初旬、横浜港に入港したダイヤモンドプリンセス号の映像では、防護服に身を包んだ作業員達の物々しい姿がとても衝撃的でした。新型コロナウイルス感染症の恐ろしさはこの映像で決定付けられたようにも感じます。
アンカーズは(一社)日本除菌脱臭サービス協会の指導により、新型コロナウイルス除染作業の技術を修得しました。この協会のメンバーの多くは、ダイヤモンドプリンセス号の除染作業に携わった企業です。彼らがウイルスをどの様に封じ込め、外に出さないための工夫を凝らしたのか。そのノウハウは特殊清掃の現場作業にありました。
特殊清掃は主に孤独死・自死の原状回復作業です。感染症の恐れの中、室内を除菌・消臭する作業は新型コロナウイルスへの除染作業へ応用されました。
具体的な除菌方法は昨日10月12日のブログにて紹介しましたが、最新の除染作業に欠かせないのは、オゾン発生装置と加速化過酸化水素です。
オゾン発生装置はCT値60(1ppm)というスペックを確保する事ができれば、新型コロナウイルスを99.7%不活性化(感染力を失わせる作用:ウイルスは生物ではない為)するという事が証明されています。また表題のダイヤモンドプリンセス号で使用された薬剤が、加速化過酸化水素です。
加速化過酸化水素の特長として、①人体への影響が無い②素材を痛めることが少ない(青銅や真鍮等は影響を受ける場合がある)③汚れを取りながら、除菌ができる
この3つが優れている点です。汚れ部だと効果が低下したり、脱色の恐れがあるなど、薬剤にも様々な特徴があるのですが、なかでも加速化過酸化水素は優れた薬剤であると思います。
ウイルス対策をお考えなら、ぜひアンカーズにご相談下さい。