この間、デザートブーツがコロナセールで1,500円でした。サイズもぴったり。買おうかな〜どうしようかな〜。結構迷いました。以下私の頭の中で繰り広げられたドラマです。
『ヒデキタイプA 1,500円って何かの間違い?しかも、こげ茶色だからこれからの季節にピッタリ。』
『ヒデキタイプB で、いつ履くの?』
『タイプA 仕事の時かな〜』
『タイプB フーン1,500円の靴でいい仕事できる?』
『タイプA 値段は関係ないでしょ』
『タイプB じゃぁ、その靴15,000円でも買うの?』
『タイプA 買わない』
『タイプB 値段で決めてるんだねー買ったら』
『タイプA いや辞めておこう』
結局お買い得なこの靴を私は買いませんでした。購入後の事を考えると、とてもハッピーな気分にはなれなかったのです。
整理の現場では「高かったのよー」と購入価格が高かったことを理由に、必要のないモノと明確に認知していても、手放せない方が非常に多いのです。また、私のセールブーツの様に、どうしても欲しいモノでなくても、値段が安いからつい買ってモノを増やしてしまうという事もあります。
冷静に考えなければならないのは、そのモノを所有することで、「あなたは幸せか」ということです。他人が付けた値段には実はそれほど意味はありません。本当に私を幸せにしてくれるアイテムであれば、1,500円でも15,000円でも、価格はどうでも良い事です。
「私にとって価値あるモノ」を身に着けたり所有する事で、仕事や生活の質は向上します。モノがあなたの今を表現するのです。
動きが止まったら腐る。値段より私にとっての価値をしっかり見つめて所有して行きましょう。
※写真は値段の呪縛から解き放たれず、生活の質を落とし続けてしまっている残念なイメージ写真です。