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707/1000 組織の盛衰は、その書類からも見える 

707/1000 組織の盛衰は、その書類からも見える 

今日のブログは、庄内お片づけ部の月に一度のミーティングについて。

先月開催された 無印良品 酒田 の「暮らしの保健室」内イベント「からだとくらしの広場」での整理収納イベントを振り返る反省会を行いました。

今回のイベントも、まさに“降って湧いたような”お話でしたが、そんな中でも部員一人ひとりの機動力とチームワークがしっかり発揮されたなと感じています。急な依頼であっても、「やる」と決まった瞬間から役割分担と準備が自然と始まる。この空気感は、ここまで積み重ねてきたお片づけ部ならではの強みです。

そこから話題は、各自の職場での「書類整理」の話へと発展しました。

やはりどこの現場でも共通しているのが、トップ層の“書類に対する無頓着さ”。「うちは昔からこうだから」「自分の代では捨てない」「移転のときにまとめてやる」という考えなんかが根強く、現場のスタッフの苦労がまったく伝わっていないケースが多いのです。

書類の整理って、誰もやりたがらない仕事なんですよね。

面倒だし、地味だし、達成感も目に見えにくい。しかも、やればやるほど今まで放置されてきた“ツケ”が浮き彫りになる。だからこそ、余計に誰も手をつけたがらない。

でも、誰かがやらなきゃ終わらない仕事でもあります。

 結局のところ、整理を先送りすることで、日々の業務の非効率や情報のブラックボックス化が進むのです。

 会社の衰退というのは、こういった小さな綻びから始まるのだと思います。

これは書類だけの話ではない、商品だって戦略だって「いつか」「そのうち」「今はその時期じゃない」と先送りにした結果、気づいたときには組織全体が鈍く、動かなくなっている。

 トップが無関心、現場は疲弊。それでも現場の誰かが「ちょっとでもやってみる」ことから、会社の空気が変わることもあります。書類整理は、華やかさのない地味な仕事かもしれません。でも、だからこそ「会社を動かす力」を秘めている仕事でもあるのです。