当社御用納は12月28日なのですが、30日も31日も出番のスタッフがおりまして、毎年のことですが事務所でいろいろと来年の準備を進めております(ごみのお持ち込みは新年4日がスタートです)。カレンダーの掛け替えというのも行ったのですが、ウチの会社にはどういう訳か日めくりカレンダーが何十年も掛けられておりまして、それも同じ会社から毎年頂くカレンダーなんですね。この関係性がずっと続いているというのも感心しますが、今やご挨拶用のカレンダーやタオルの類はグッと少なくなっている中「いまどき日めくりカレンダーいる?」という疑問が私の中にはずっとありました。
しかし、当社事務職員曰く日めくりは絶対に、どんなことがあってもいる!というのです(理由は知りません)。だからずっと懲りずに掛けてあるのですが、しかしと思ってこれを良く見てみました。そうすると「こんな古臭いモノに価値なんかあるか〜」と考えていたのが「いやいや意外と趣があって、一回りいや二回りぐらい回ってこれいいかも」と思えるようになったのです。
日めくりカレンダーと言えば、シーンとした室内に振り子時計の「ジータン・ジータン」という音だけが、やけに大きく響いてくる茶の間の古びた柱に真鍮の金具で止められていて、本当にその日なのか危ういような存在だったりするのですが、なんでもスマホでわかるこの時代だからこそ、暦をめくるという儀式めいた習慣も大変貴重で、趣深く感じられてくるのです。
ですから、この我が社の習慣、カレンダーがいただけるまで永遠に続けて行こうと思うのでした。