11月の雨は冷たいんですが、今日はでっかい虹が田んぼにかかっているのを目撃しまして、なかなかいい心持ちでした。虹というと、学校の教科書だったかで習った虹の足元だか虹の足というようなタイトルの詩だか文章だかを思い出します(だかだかとなんとも曖昧なんですが)。中学校頃に出会ったであろう文章ですから30年以上前の記憶なのですが、虹の足元は遠くからは見えるが、その足元の中にいる人にとっては見えていない。そんな内容だったと思います。
今朝、会社の加湿器の内部のお掃除をしようとフィルターやら何やらを取り出していたのですが、すごくカビが生えていまして埃だらけで、これを掃除している時間はないな、処分しようかな〜なんて考えていると、そんな私の頭の中を透かしていたのか父である会長が俺が洗っておくと言ってどこかにそれを持って行ってしまいました。
昔の私だったら「余計なことを…効率的じゃないよ、そのやり方」みたいに批判していたと思います。しかし現在の私は、「ありがて〜な〜」って心から思えるようになっていました。前は見えていなかった虹の足元がチラッと見えてきたのかな、なんて思った11月の雨の日でした。