本日は地域の防災訓練の日、私は消防団に入団しておりコロナ禍3年ぶりに放水訓練を行いました。私たちの班はポンプ車という消防車を与えられており一応防災訓練の花形、私はその中でも主役である筒先と言われる放水士の役割をする事となりました。
筒先は一番目立ちますし、かなり水圧がかかったホースを操らなければならず、しかも3年以上触っていませんでしたので内心不安でした。
そんな中、訓練開始を告げる無線連絡が入り私たちの乗ったポンプ車はサイレンを流しながら火災想定建物に到着、筒先を背中に抱えてホースを担いで放水位置に駆けました。現場には大勢のギャラリー、力が入ります。圧縮された水が空のホースを勢いよく進んでくる独特の音を久しぶりだなと感じながらも、その水圧に腕を持って行かれそうでしたが、腰でいなして無事に放水。多量の水飛沫で架かる大きな虹を見ながらずぶ濡れになっていましたが、放水やめの合図と共にギャラリーからたくさんの拍手を頂き、爽快な気分でした。
久々に地域の人たちの顔を見て、こうやって微力ですが貢献できたとうのは何か誇らしいとも感じました。中々若い人の入団がありませんが、この爽快感を体験することができれば、また違った活動になって行くのではないかと、希望が持てた防災訓練でした。