田舎の交通事情では、合流時のマナーが都会に比べて悪いのだそうです。本線への合流時、本線が渋滞中であれば合流はスムーズには行きません。都会では1台ずつ本線に合流して行くのがマナーとして定着しているのだそうですが、田舎だと、本線に入れてくれる人がいると、バタバタと何台も入って来てしまう。そんなマナーの悪さが指摘されています。
しかし、この良い人・優しい人・断れない人に漬け込むという感覚、車の運転に限った事ではなく、多くの場面であるのでは無いでしょうか。自治会の活動やPTA・子供会・各種団体、会社でも弱い立場の人にどんどん押し付けて行くような場面を見かけます。これは都会も田舎も関係ない現象でしょう。
大切なのは、みんなで力を出し合う事だと思います。みんなで参加して、一人ひとりが力を出し合うこと、できる事をして行くこと。人がどんどん少なくなって、地域の繋がりも薄れている今、負担が一部の人に集中しています。
みんなが関係者、みんなが当事者の意識を持って様々な活動を行って行きたいですね。「なんか出来ることある?」この一言で関係性は大きく変わるのだと思います。
夏の地域活動が活発になるこの時期に、そんな事を考えました。