廃棄物処理施設管理者講習二日目、一日座って講習を受けるというのは肉体的には楽ですが、一日が長い。さらに睡魔との戦いでもあります。気を抜くとガックッと居眠りしそうになってしまう。そんな中、ゴミと社会と人間の関わりについて学んでおります。
ゴミに関する法律のスタートは明治33年にまで遡ります。明治33年は1,900年ですよ、当時は汚物清掃法という名前で目的は伝染病対策でした。海外との行き来も盛んになりこの頃伝染病が問題になっていたとのことです。
その後昭和29年(1954年)清掃法に変更、そして昭和45年(1970年)廃棄物処理法という現在の名称になり制度の変遷を経ています。
今回、廃棄物処理における主たる目的について再確認したのですが、それは「廃棄物の発生抑制」にあるとの事でした。そうゴミを少なくする。あるいはゴミの無い社会を目指して我々は活動しているのです。
ただその道筋は①廃棄物の適正処理②熱回収(廃棄物の熱利用)③再生利用(リサイクル)④再使用(リユース)そして最後⑤発生抑制(リデュース)です。3Rと当然知っている事だったのですが、改めてその大切さとストーリーについて学と、これは素晴らしい事だと感じます。
そして私たちアンカーズは今どこまで出来ているのか、②の熱回収までしかできていないのが現状です。一部④リユースも行っておりますが、本当に価値のある買い取れる物品のみという状況であり、日々もったいない、これはまだ使えるというモノを廃棄せざるを得ない状況は続いているのです。
②から③そして④、最終目的である⑤発生抑制まで道のりは長くとも私のライフワーク会社の目的として取り組んで行こう!そんなことを再確認しました。