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ポイ捨てと第三のビール

ポイ捨てと第三のビール

私、社長の小林秀樹は、ゴミ屋のセガレとして育って来ました。

だから、ゴミ拾いが使命であるという自負があります。つまり、ポイ捨ては許せません。

信号待ちの間に車内から灰皿にもっこりの吸い殻を道路に捨てる。理解できません。でもそうやっている人は居ます。目の前で見たこともあります。
これがお金だったらみんな勇んで拾いに行くことでしょう。でもゴミはみんな知らん顔。
山形県の庄内地方が僕らのフィールドです。庄内平野は月山・鳥海山・金峰山に囲まれた田園、すごく美しいです。
毎日の様に、自然の美しさに感動します。

なぜかポイ捨ての空き缶は第三のビール

私の会社は赤川と内川の合流点付近下流側にあり、赤川の土手から見える月山・鳥海山はもうサイコーです。
春はカッコウが遠くで涼し気ですし、8月19日(バイクの日)、今日現在はセミの大合唱中です。
そんなサイコーのロケーションにポイ捨て常習箇所か…
鶴岡東工業団地の中にある会社なのですが(つまり民家や商店はありません)、ビールの空き缶が良く捨てられています。【なぜ?】
しかし、手に取って見ると、ビールではなく、第三のビールです。それも100%なのです。
驚きというか、なるほど!ですね。

「誰が?」というのはさておき、値段の安い、第三のビールを買うという心理と、ポイ捨て上等という心理がマッチしていると感じるのです。
(個人の勝手な解釈です。)
昔心理学を学んでいた頃、「ディスカウント」という言葉を学びました。自分や他人の価値を値引きする人という使われ方でした。
他人を無視したり、必要以上に他者に頼るなどの行為がこれにあたります。

自然や環境を他者として、そこに不要物を投げ捨てるということは、他者へ甘えや軽視、つまりディスカウントと同等の行為では無いだろうか。
更に、第三のビールを買う心理として、本当はビールを飲みたいのだが、似たテイストであれば、安価な物で済ませてしまおう。
どうせ酔えば何飲んでも同じ。そんなものが渦巻いているのではないか…つまり、「どうせ」と、自分をディスカウントしている行為に他ならない
のではないか…

翻って、自分はディスカウントしてはいないだろうか、そう感じた、雲一つない真夏の日でした。