山形県を代表する司会者、Tさんのお話を伺って参りました。T氏は1300組以上の結婚式の司会から大規模イベントの司会まで幅広く担当され、40年以上のキャリアを誇ります。
そんなT氏のお話の中から特に大事な点『司会者がしては行けない事ベスト4』①ウケを狙う②イジる③下ネタ④自慢話 です。はい、これは特に男性が挨拶などでしてしまいがちな内容ではないでしょうか。失言やスベリはこの内容がほとんどと言っても過言では無いでしょう。肝に銘じたい所です。
そして、司会者として大切にしている事を二つ。一つ目は『先行の呼びかけ・挨拶』です。こちらからの挨拶しかも、そこに「〇〇さんこんにちはー」名前をしっかりと呼んで視線を交わしてあげる。これは出来そうで中々難しい。
二つ目は、みなさんへではなく、『あなたへ』の問いかけです。コロナ禍、集合方の催しは少なくなりましたが、どれほど多くの人を前にしても、このあなたへという問いかけは、言葉の届き方に大きな差を生むのだと感じました。
司会者の心得は、社長の心得であり、リーダーの心得であり、お父さんの心得だな〜と、心のアーカイブに留めております。