熱狂の東京オリンピック。その中で、オリンピアンのメンタルヘルスについても大きく取り沙汰されております。類まれな才能と肉体を持つ選手達、そこに前向きな心が加わって初めて、舞台に立てるし、結果を残せる。
オリンピアンに関わらず、どの分野の誰にとっても、この心の働きは欠かせない大切なモノでしょう。
しかし人生はボート漕ぎにも例えられます。漕ぎ手は進行方向に背を向けて進んで行かなければならない。先の見えない未来、もしかしたら滝があるかもしれないし、大きな岩が待ち構えているかもしれない。そのくせ後方はよく見える。子供でも大富豪でもそれは全く一緒です。
メンタルヘルスはそんな未来への不安とか、過去への執着なんかに大きく関わる部分。
今回の、体操女子バイルズ選手のメンタルヘルストレーナーはコロナの影響かは不明ですが、来日することができなかったとも報じられております。心と身体を支えるコーチとトレーナーは選手にとって無くてはならない存在のなのでしょう。
では、コーチもトレーナーも持たない私たちはどうすれば良いのだろう。環境を整えるという事も、一つ有効な手段でしょう。その上で私は朝、ここは踏ん張り時!という出社の瞬間。手帳にこの一言を記します。「今日もきっといいことがある」。一つの言葉、一つの笑顔で人は救われる。今日もきっといいことがある。そう信じて、今日も行ってきます!