私どもの自治会では来週より、小学生・未就学児を対象に朝6時30分よりラジオ体操を行います。砂浜で行うのがこの地区の特徴。私も子供の頃、同じ様に参加して来ました。
昨年はコロナで中止。今年はどうするか、役員を務める私も迷いましたが、砂浜でのラジオ体操体験を味わってほしいな〜という思惑もあり、他の役員さん方と協議の上、開催を決めました。
会場は昔から海水浴場の砂浜なのですが、子供の頃の記憶を辿ると、夏休みに友達と再会できる場、帰り道に砂浜に落ちている忘れ物の花火を拾って遊ぶ場、そんななんかちょっとだけワクワクする場がラジオ体操でした。
でも今の子供達、自分で歩いて来る子供っているのかな?もしかして車で送り迎えかな?。YouTube・Netflixでテレビもあまり観ない子供達に、ラジオって分かるかな?そんな事に興味が湧きます。
そして、そして公民館に機械を借りに行ったら、すごいのを貸してくれました。1979年製のナショナル製ラジカセ。きっと私が子供の頃も、このラジカセで体操をしていたのだろうラジカセです。
恐る恐る単一電池を8本入れると、バカでかい音でNHK第一放送が流れました。
数年前まで、ウチは電気屋さんか?と言うほど多く廃棄されていたこの手のラジカセ、最近ではほとんど見かけなくなっています。
これからも自治会の歴史と共に、この骨董ラジカセがずっと大切に使われますように。夏休みの思い出と、1979製のラジカセが妙にリンクした2021年夏でした。